Column
vol.11 2022.3.28 UP
寝る前の過ごし方 ー入浴・入浴後ー
お布団に入っても手足が冷えてなかなか眠れない!という冷え性さんも多いですよね。
心地良い眠りにつくためには、寝る前に身体を芯から温めることが大切です。
そこで今回はおやすみ前の入浴方法と、入浴後の過ごし方についてご紹介します。
- 目 次
- 1.お風呂で芯から温める
- 2.お風呂上がりのアフターケア
1. お風呂で芯から温める
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時間がある時はシャワーだけではなく、ぜひ入浴をして身体を芯から温めましょう。
時間は、眠る1時間から2時間前くらいがベスト。 38〜40℃くらいのぬるめのお湯に15分ほど全身浴をすると、身体の芯までしっかり温まります。
入浴後、身体の表面から熱が取れていくと、深部体温(※)が下がり、自然と寝つきが良くなります。
寒い日には熱いお風呂に入りたい!という方も多いかもしれませんが、高い温度のお湯に浸かると、大量の汗をかいて余計に身体を冷やしてしまうことにつながります。
冷え性の方に効くのは「ぬるめのお湯にしっかり浸かる」です。
※深部体温とは?
深部体温(しんぶたいおん)とは体内部の温度のこと。この深部体温を下げることにより、人は体内部の機能を休め、入眠モードに入ります。赤ちゃんが眠い時に手足が温かくなるのは、末端から熱を放出して、この深部体温を下げているからと言われています。 おやすみ前に入浴をすることで、温まった身体から徐々に熱が取れていき、自然と心地よい眠りにつくことができるのです。
2. お風呂上がりのアフターケア
スマホやテレビを見ていると、時間が経つのはあっという間!
お風呂でせっかく温まった身体も冷えきってしまいます。入浴後は身体のケアを優先し、心地良い睡眠に備えて過ごしましょう。
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お肌や髪はしっかり乾かす
お肌や髪を濡れたままにしていると、体温がどんどん奪われてしまいます。
しっかり水分を取り、身体を冷やさないようにすることが大切です。 髪はタオルで水分を取ったら、すぐにドライヤーで乾かすようにしましょう。 しっかりと乾かした後は、お肌にボディクリームを塗りましょう。保湿ケアをすると同時に、身体からの放熱を防いでくれるので、湯冷めしにくくなります。 -
入浴の前後には常温の飲み物を
お風呂に入ると、私たちが思っている以上に大量の汗が出ます。お風呂に入る前と後に、コップ1杯の水分補給が大切です。 ここでおすすめなのは水や白湯などの常温以上の飲み物です。喉越しの良い冷たい飲み物は、お風呂で温まった身体を一気に冷やしてしまいます。
また、コーヒーやお茶などのカフェインがある飲み物や、ビールなどのアルコールには利尿作用があるため、余計に体内から水分を奪ってしまいます。
身体を冷やさない、身体に合った水分補給が大切です。
いかがでしたでしょうか。
寝る前の身体を温めるには、湯船でゆっくり温まり、髪をしっかり乾かして、常温の飲み物で水分補給!
日替わりで入浴剤を変えてみたり、香りの良いボディクリームを使ってお手入れしたりと、お気に入りのアイテムを取り入れてみるのも楽しいですよ。