冷えずきんちゃん

Column

vol.02 2021.11.24 UP

「冷えによる不調」

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「冷えは万病のもと」こんな言葉を一度は耳にしたことがあるはず。
昔からそう言われているように、身体が冷えるとあらゆるところに様々な症状が現れるようになります。
放っておかず冷えを感じはじめたら、早めのケアしていくことが大切です。
今回は、冷えからくる不調の種類とその対処方法をご紹介します。

1. 肩こり・腰痛

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    パソコンやスマホ、猫背、長時間同じ姿勢を続けていると、首〜肩のこり、腰痛の症状が現れてきます。 悪い姿勢でい続けると筋肉が緊張状態になり血液の流れが悪くなってしまいます。
    血行が悪くなると、その部分に老廃物がたまりやすくなり痛みや疲労感を感じるようになります。
    定期的に肩や肩甲骨周りをほぐすストレッチや運動を取り入れると、筋肉の緊張をほぐすことができます。
    また、あたためたタオルやホッカイロを症状の現れている部分に当ててあげるだけでも効果的です。 ブランケットやネックウォーマーなども上手に活用してみましょう。

2. 胃腸の不調

冷たい食べ物や飲み物をたくさん摂取して、直接胃腸を冷やしている場合もありますが、身体の冷えによる血液の滞りで胃腸の機能が低下することで、便秘や下痢、食欲低下や胃痛の症状が現れます。
日頃から温かいものや体を温める作用のある食材を積極的に選んで内部から温めたり、はらまきや湯たんぽを使って外部からもケアすることがおすすめです。

3. 不眠

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    ヒトの体温は、夜になると体にたまった熱を下げるため、手足の血管を拡張させて熱を放出するようにできています。 この体温変化のリズムで、身体は自然と眠りのスイッチに切り替わっていくのです。
    身体が冷えている人や寝る時に手足が冷えている人は、体温のリズムを作りづらくなっているから。 良質な睡眠をとるには、夜の時間をゆったり過ごすことが大切です。
    就寝1〜2時間前に湯船に浸かって体をあたためたり、マッサージをしてあげると効果的です。

4. 肌トラブル

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    身体の冷えで血行が悪くなると、肌の細胞に栄養が届かず皮膚のターンオーバーに影響を及ぼします。
    顔色が悪く見えたり、肌の乾燥やシミ・しわ、吹き出物など、年代問わずさまざまな症状が現れるようになります。
    夜寝る前のスキンケアに顔のマッサージを取り入れたり、湯船に浸かって身体をじんわりとあたためてあげると良いでしょう。

5. むくみ

筋肉量が少ない女性に多く見られる「むくみ」。
冷えにより血液や体の中の老廃物が滞ってしまうことで起こります。
むくみの解消には、日々の生活の中で冷えを改善するストレッチやマッサージなどが有効的。 心臓から離れた場所にあるアキレス腱やふくらはぎを下から上へと優しくさするだけでも効果があるとされています。
また、タイツやレッグウォーマーを活用して体を冷やさないようにすることも大切です。

ちょっとした身体の不調も「冷え」が大きく関わっています。
放っておくとさらに悪化してしまうケースも…。
日頃から少しずつセルフケアを取り入れて、冷え体質を改善していきましょう。

参考サイト
肩こり・むくみにも「冷え」は大敵!今すぐできる”温活”のススメ ツボやカイロで上手にカラダを温めよう
睡眠不足はからだの冷えに影響しますか。 | オムロン式美人
肌荒れ<乾燥> -冷え症[冷え性]と美容の関係-
顔色が悪い -冷え症[冷え性]と美容の関係-

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