Column
vol.31 2022.01.27 UP
あったか布団で快適睡眠♪布団乾燥機・電気毛布・湯たんぽの使い方
一年の中でも最も寒さが厳しくなるこの時期。布団が冷たくてなかなか寝付けない!という方も多いのでは?
そこで今回は、3つのあったかアイテムを活用した「ポカポカ布団の作り方」をご紹介します。
- 目 次
- 1.布団が冷たいと感じる原因
- 2.ポカポカ布団で眠るために
1.布団が冷たいと感じる原因
布団に入っても、なかなか体が温まらない理由の一つに「冷たい空気は下に溜まりやすい」ということがあげられます。
暖かい空気よりも冷たい空気の方が体積が重いため、暖かい空気は上昇し、冷たい空気は下に溜まりやすくなるのです。
そのため、床に直接布団を敷いていたり、ベッドでも断熱効果の低いマットレスや敷き布団を使っていると、床下からの冷たい空気によって、布団が温まりにくくなります。
また、「湿気」も冷たい布団になる原因に。
健康な成人は一晩でコップ一杯ほどの汗をかくと言われています。その汗によって発生した湿気が布団の中にこもっていると、布団が冷たい状態に。
布団を天日干しすれば湿気も発散されますが、毎日のように布団干しをするのはなかなか大変。日中は家にいないため、布団干しができないという方も多いですよね。
そこで活用したいのが、布団乾燥機、電気毛布、湯たんぽの3つの温めアイテムです。
ご自身のライフスタイルに合ったものを見つけて、快適な眠りを手に入れましょう!
2.ポカポカ布団で眠るために
・布団乾燥機
布団乾燥機はその名の通り、布団を乾燥させたり、ダニ対策をするための家電ですが、就寝前の布団を温めることにも活用できます。
布団乾燥機は主に2つの種類に分けられます。
・まんべんなく温めるマットありタイプ
マットありタイプは、布団サイズほどのマットを広げて、そこに温風を入れるもの。
寝具を広範囲に温めることができますが、布団の間にマットを広げて、使い終わったらマットを取って畳んでしまうなどの手間がかかり、収納場所も必要になります。
・手軽に使えるマットなしタイプ
マットなしタイプは、布団の間に温風の出るノズルを差し込んで使うもの。
マットありタイプに比べると、ノズルから遠い箇所は温まりにくいという難点がありますが、手軽さや省スペースで使えるなどの点から人気があり、毎日使いたい方におすすめです。
湿気を取り除き、ポカポカふかふかの布団に仕上げてくれる布団乾燥機。
温かい布団に包まれれば、寒い冬でも気持ちよく眠りに着くことができそうですね。
布団乾燥機は毎日の布団の温めにはもちろん、日頃布団を干すことが難しい方や、ダニ対策がしたいという方にもおすすめ。
衣類や靴の乾燥ができるものなど、機能も様々あるので、用途に合ったものを選んでみてください。
・電気毛布
電気毛布も布団乾燥機と同様に、布団を広範囲に温めることができます。
電気毛布には掛け毛布と敷き毛布、掛敷両用の3種類がありますが、床からの冷気が気になる場合には敷き毛布か掛敷両用のものがおすすめ。
家族がいる場合には人数分の電気毛布が必要になりますが、使うたびに片付けるなどの手間もなく、忙しい人にはぴったり。
ダニ対策ができるものや、コードやコントローラーを外せば丸洗いできるものも多いので、取り扱いも比較的簡単です。
しかし、使う際には注意が必要。
布団の中の温度が上がり過ぎると汗をかいてしまい、脱水症状を起こすことがあります。また、付けっぱなしにしていると低温やけどを起こしてしまうことも。
布団に入る30分程前にスイッチを入れて寝具を温めたら、就寝時には電源を切る、または必ずタイマーをセットするなどして、温めすぎには注意しましょう。
・湯たんぽ
お湯を入れて温かさを持続させる湯たんぽ。
手軽に持ち運ぶことができ、最近では電子レンジで温めて使うものや充電式のものなど、より簡単に扱えるものが増えてきました。
湯たんぽは、専用のカバーや厚手の布で全体を覆ってから使うようにしましょう。
直接肌に触れると低温やけどを引き起こす危険があるため、くれぐれも布団に入れっぱなしの使用はNG。寝る30分程前に布団に入れて寝具を温めたら、就寝時には布団から取り出すようにしましょう。
また、お湯を入れて使うタイプは、注水時のやけどに十分注意して、注ぎ入れる量も規定の量を守るようにしましょう。蓋をしっかりと閉めることも大切です。
コンパクトなサイズなので、足元や枕元など部分的に温めたい方におすすめです。
おしゃれなカバーやぬいぐるみの形になっているものなどかわいいデザインも多く、お気に入りを探してみるのも楽しいですよ。
ご自身に合ったあったかアイテムは見つかりましたか? まだまだ寒〜い冬の夜。ポカポカのお布団で、快適な眠りを手に入れてくださいね。
参考サイト
布団の中でも寒い…その原因と対処法!|カジタク
寒い冬でもぽかぽか!冷たい布団の原因と対策をご紹介|ベッドスタイルマガジン