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vol.06 2022.01.14 UP
布団・パジャマの選び方 − 冬編 −
気温が低くなるにつれて、掛け布団や毛布を一枚また一枚と増やしてしまう方も多いのではないでしょうか。
やみくもに布団を増やすだけでは重みで寝苦しくなったり、寝返りがしづらくなったりと、かえって睡眠の質を落としてしまうことも。
そこで今回は、寒い冬でも快適に眠れる「布団・パジャマの選び方」についてご紹介します。
- 目 次
- 1.掛け布団は軽さと重ね順がポイント
- 2.敷き布団は厚さがあるものが◯
- 3.部屋着とパジャマは使い分けよう
1. 掛け布団は軽さと重ね順がポイント
掛け布団は軽くて温かいものを選びましょう。
羽毛布団は、軽くて柔らかく、身体にフィットするので冷気を侵入させにくい優秀な布団です。保温性・吸放湿性にも優れていて、
ムレずに快適に眠ることができます。羽毛の他には、真綿の詰め物の布団もおすすめです。
身体に掛ける順番は、掛け布団の上に毛布やブランケットを掛けます。
羽毛布団は体温を吸って温かくなるので、身体の上に一番に掛けるのが正しい順番。
その上から毛布などを掛けて、温かさを閉じ込めるイメージで使いましょう。
2. 敷き布団は厚みのあるものが◯
敷き布団は寝心地が良く、厚みのあるタイプを選びましょう。
掛け布団を何枚も重ねるよりも、敷き布団を整えて底冷え対策をする方が、温かい睡眠環境への近道です。
普通タイプの敷き布団しかない方や、マットレスの方は、お手持ちの毛布やベッドパッドを重ねて敷くだけでもOK。
温かい質感や機能性のある敷きパッドなどもたくさん出ていますので、上手に取り入れたいですね。
3. 部屋着とパジャマは使い分けよう
寒い冬場は、部屋着のスウェットを着てそのまま寝るという方も多いと思います。
しかし、厚手のスウェットやジャージは寝返りがしづらく、汗も吸いにくいため、かえって眠りを妨げてしまう事にもつながります。
人は眠る時にコップ一杯ほどの汗をかくと言われています。パジャマは薄手で吸湿性が良い、綿やダブルガーゼ、スムースニットなどの素材が理想です。
また、締め付け感がなく、動きを妨げないゆとりのある大きさのものを選びましょう。
リモートワークやおうち時間が長い今、部屋着とパジャマを区別することで、気持ち的にもオンオフの切り替えが出来ますね。
お風呂上がりには、湯冷めをしないように、パジャマとは別に羽織るものがあると体温調節が出来て便利です。
いかがでしたでしょうか?
どうしても手足が冷える!という冷え性さんは、布団乾燥機や電気毛布、湯たんぽなどを使って、布団を軽く温めておくのもいいですね。
上手に素材や組み合わせ方を選び、快適な眠りを手に入れましょう!
参考サイト
冬の快眠の秘訣、厚着はダメ NIKKEI STYLE
寝具の選び方 布団の西川
掛け布団、敷布団の選び方 ニトリ
パジャマの選び方 グンゼ
冬用パジャマの選び方 Narue