Column
vol.08 2022.2.10 UP
一日の疲れはその日のうちにケアを♡お風呂でできるリラックス法
 
              
                仕事や家事に忙しく過ごしている女性の身体は、知らず知らずのうちに疲れがたまっているはず。
                毎日を笑顔で元気に過ごすために、お風呂でできるリラックス法をご紹介します!
              ■入浴することで得られる3つの効果
              ①温熱作用
              効果:疲労回復・コリや痛みの緩和・リラックス・快眠など
              温かいお湯に浸かると、血行がよくなり全身に血が巡るようになる為、新陳代謝が高まります。
              ②静水圧作用
              効果:むくみ解消など
              水圧がかかった身体は、小さくなります。胴回りでは約3〜5cmも小さくなるのだそう!
              身体の表面だけでなく、皮下にも圧力が加わるため手や足にたまったリンパを押し流してくれます。
              ③浮力作用
              効果:リラックス・緊張緩和
              お湯に入ると身体は浮力がかかり軽くなります。
              普段、身体を支えている筋肉や関節を休ませることができます。
              
1. 今日から実践!入浴中にリラックスできる呼吸方法
              お風呂に入るだけでもリラックス効果がありますが、合わせて意識したいのが「呼吸」
              効果的な呼吸を取り入れると、副交感神経に働きさらなる効果が期待できます。
              その方法は「深呼吸」です。
              湯船に浸かったら、まずは目を閉じてゆっくりと鼻から空気を取り込んでいきましょう。
              4〜7秒ほどかけて吸いお腹が2〜3cm程度膨らんだら、次はお腹を凹ませながら口をすぼめてこちらもゆっくりと8秒程度かけて息をはいていきます。
              
              これを10〜30回ほど繰り返していきましょう。
            
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                  普段、腹式呼吸に慣れていない人は、うまくできなくても大丈夫! 毎日繰り返し実践することで、身体に身についてきますよ。 
 回数にこだわらず「とにかくゆっくり呼吸に集中」することが大切です。
 浴室のライトを消して、アロマなど香りを取り入れるとよりリラックス効果が望めます。
2. 目的別お風呂時間におすすめの香り
・リラックスしたい時
              ラベンダー…フローラルで優雅な香りは緊張を解してくれる効果があります。
              オレンジやベルガモット…フレッシュな柑橘系は、リラックス効果の他抑うつ的な気分から開放し、くつろぎ感を与えてくれます。
              ユーカリやサンダルウッド…エキゾチックでスッとした香りは、不安から解放し心を穏やかにしてくれます。   
            
・リフレッシュしたい時
              レモン…交感神経を優位にし、不安やストレスで疲れた心を解してくれます。
              ミント…気分転換に用いられる香り。清涼感があり、眠気を吹き飛ばしてくれる効果も。
            
・体が冷えてる時
              ローズマリー…すっという爽やかな香りが刺激となり、血液の流れをよくしてくれます。冷えやむくみ、肩こりなどのつらい症状を和らげます。
              ジンジャー…身体を温める食材の代表格。香りにも血行促進の効果があります。
              ※刺激が強い香りなので、使用量には気をつけましょう
            
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                  <お風呂で香りを楽しむアイテム>- ・入浴剤を用いる。
 香りだけでなく、炭酸ガスや海塩を使用したバスソルトを入れると、温浴効果もUP!
- ・エッセンシャルオイル
 湯船に直接垂らすと皮膚トラブルの原因に。香りを楽しむ時には、アロマストーンやアロマポットも合わせて使おう。
- ・アロマキャンドル
 キャンドルが溶けるとふんわりと心地よい香りを楽しむことができます。
 火の取り扱いには十分注意して。
 
- ・入浴剤を用いる。
3. お風呂の温度で効果が変わる?今日のあなたに最適な湯温とは?
              ひとことに入浴といっても、実はお湯の温度によって得られる効果が変わるってご存知でしたか?
              その日の不調や気分、季節に合わせてお湯の温度を調節してみると、効果的に心地よさを感じることができます。              
            
| 目的 | 最適なお湯の温度 | 得られる作用 | 
|---|---|---|
| くつろぎたい時 睡眠の質をあげたい時 | 37〜39℃前後のぬるめにゆっくりと。 | 副交感神経が刺激され、気分が落ち着きリラックスできる。 身体に負担なく、全身を温められます。 | 
| 心身が疲れている時 リラックスしたい時 | 40℃前後のややぬるめにゆっくりと。 | 副交感神経が刺激され、気分が落ち着きリラックスできる。 身体に負担なく、全身を温められます。 | 
| 朝の眠気を覚ましたい時 これからひと仕事したい時 | 42〜43℃のあつめのお湯で短時間。長湯は禁物。 | 交感神経が刺激され、脳も体もすっきりします。血圧が上がりやすいため、長湯はせずお風呂から出る時は十分注意しましょう。 | 
4. 入浴時こそ自分の時間を楽しもう!
                忙しい女性にとって、湯船に浸かっている時は「ひとりの時間」を優雅に楽しめる唯一のひととき。
                貴重な時間だからこそ、充実したリラックスタイムにしていきましょう!
                お風呂時間を楽しめる、便利なアイテムをご紹介します。
              
 
            電子書籍
              日中はなかなか読む時間が取れない方もお風呂の中なら集中して本を読むことができます。
              紙の本だと濡れてしまう心配がありますが、電子書籍なら防水機能もついているので安心です。
            
タオル
              身体を拭くバスタオルだけでなく、フェイスタオルもあると便利です。
              1日パソコン作業などで疲れた眼に、温かいお湯をつけて絞ったタオルをのせてあげることで眼の周りの血行がよくなり、緊張していた筋肉も解れます。              
            
お風呂用キャンドル
              お風呂のライトを消して、キャンドルを灯すと幻想的な空間に早変わり。
              やや暗い空間にすることで、リラックス効果を高めることができるとか。                            
            
精油・エッセンシャルオイル
お湯をためたマグカップに数滴たらすと蒸気とともに香りが広がり、バスルームが心地よい香りに包まれます。
バスピロー
              バスピローに頭を乗せると、頭を支えている肩・首回りの筋肉がほぐれ、リラックスした体勢で入浴を楽しむことができます。
              いろんなタイプのバスピローがあるから、自分にぴったりのものを見つけてみてくださいね。                      
            
                いかがでしたか?
                身体をあたためながら心もリラックスすると、良い睡眠につながり翌朝もシャキッと元気に過ごすことができます。
                ちょっとした工夫でお風呂時間を有意義に過ごせそうですね♪
              
              参考サイト
              入浴 ~ストレス解消法~ │ 生活習慣病を予防する 特定非営利活動法人 日本成人病予防協会
              お風呂の効用 │ 日本医師会
              
 
     
               
               
              
              
             
               
               
              
              
             
               
              